化粧二題

20190608

続いて新宿に移動して、紀伊国屋サザンシアター

こまつ座の化粧二題。

有森也実内野聖陽の変則?ひとり芝居。

子を捨てた母と母に捨てられた子が大衆演劇の楽屋で

化粧しながら、これから演じる演目を座員に説明

しながら自らの過去を語る。

何役もこなしながら進むうち、押さえていた気持ちが

露になっていく様が切なくもスッキリもさせて、

訪ねて来る記者や神父の存在が其処に見えるようで。

最近はうっちぃをテレビで見ることが増えたけど

やはり彼は同じ空気を吸いながら板の上で観るのが

至福の時だなと思ってしまう。

男臭い座長が居る其処にはもう完全に、ケンジの姿

はなかった…


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